自社 PFA 規格容器

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パーフルオロアルコキシアルカン・四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂(Perfluoroalkoxyalkane-tetrafluoroethylene-perfluoroalkoxyethylene copolymer、略称:PFA)は、フッ素樹脂の一種であり、高い耐熱性や耐薬品性を持ち、広い温度範囲で使用できるため、化学工業や半導体製造工程などの分野で広く使用されています。

PFAは、パーフルオロアルコキシアルカン(PFAA)、四フッ化エチレン(TFE)、パーフルオロアルコキシエチレン(PFE)の3種類のモノマーを共重合させることによって合成されます。この共重合反応によって得られるPFAは、優れた化学的安定性や熱安定性を有し、高い機械的強度や耐摩耗性、耐薬品性を備えています。

PFA製品の写真

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詳しい性能については下記をご覧ください。

耐薬品性PFAは、最も強固な単結合のひとつである-CF2-結合で構成されております。強酸や強アルカリ、塩基に触れても不純物を起こしにくい性質があるため、半導体製造装置に多く採用されています。薬液容器、配管、チューブ、ウエハーキャリアなど半導体製造装置にはフッ素樹脂製品が欠かせません。
耐寒耐熱性PFAは、最高連続使用温度260℃、最低温度は-196℃と、他の樹脂と比較しても幅広い耐熱性を持つ素材です。低温での耐衝撃性は他の樹脂よりも優れているため、低温下での利用が想定される機器にも広く利用されています。半導体業界以外にも、耐寒耐熱が必要とされている自動車業界で、PFAの持つ耐熱性が注目を集めています。トランスミッションシール、ベアリング等、様々な点で自動車部品におけるPFAの用途は、エンジン付近などの高温下においても機能を維持できるため、多くの箇所で使用されています。
純粋性PFAは化学薬品に不活性、溶出物がほぼ発生しない素材です。特に弊社では、特殊成型機にて、金属イオンの溶け出しが少ないというPFA製品を成形可能となっております。
半導体の製造や製薬・化学における含有物質の微量分析を行う分野で、PFA製品は必要とされております。
スマートフォンを始め、精密電子製品の性能が向上するにつれて、半導体の性能も高めていく必要があります。
緻密かつ繊細な製造プロセスが要因となり、欠陥・損傷などが生じるケースも珍しいことではなくなりました。
PFA容器であれば、内容物が容器から溶け出すことによる金属イオン汚染を防ぐことができます。PFAは、微細なミスを許されない現場において不可欠な素材です。
表面特性PFAはあらゆる個体の中で最小の摩擦係数をもっています。摩擦係数が低いため摩擦抵抗がほとんどかかりません。容器であれば、水滴が付く事はほとんどありません。
耐蝕、耐候性PFAは紫外線、可視光線、湿気などの影響をほとんど受けません。
多くのプラスチックは野外に置かれると劣化します。対して、PFAは野外はもちろん、化学物質による酸化による影響をほどんど受けません。過酷な使用条件でも長期間使用できることによりメンテナンスの頻度を下げられるため、半導体や化学プラントなどの部品として使用されています。
非粘着性PFAはほとんどの物質を固着させない特性があります。つまり、シール等の粘着物質はくっつきません。
離型性ともいわれます。この特性を活かし、主に食品製造工程や印刷機などの機械部品に採用されています。
電気絶縁性フッ素樹脂はプラスチックの中でも特に高い電気絶縁性を持っています。
プラスチックの中でも誘電率、誘電正接がとても小さく、周波数や温度にも影響されにくい性質を持っている為、高周波数の用途で多く採用され、情報通信ケーブルの被覆などに利用されております。また、フッ素樹脂製の基板材や電線はフッ素樹脂がもつ耐熱・耐寒性の特性も相まってメンテナンスフリーの製品として重宝されています。
難燃性PFAは限界酸素指数(LOI)が95%以上の難燃性素材です。火災時に燃え広がる事はございません。

弊社は、フッ素樹脂製品の設計、製造及び販売にてISO9001を取得しております。